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アンティーク ポストカード アメリカ イラスト 馬と子牛 紙もの PCA2213

¥400 税込

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こちらはアメリカ・シカゴのCurt Teich & Co.によって製造された、20世紀初頭(おそらく1905〜1915年頃)のアンティーク・コメディポストカードです。ユーモアを交えた風刺表現が流行した「黄金期」のアメリカンポストカード文化を象徴する一枚で、農場や田舎の風景にちょっとしたジョークを添えた“comic postcard”スタイルとなっています。

カード正面には、白い馬と子牛のような生き物が描かれていますが、よく見ると子牛が馬の乳を飲んでおり、タイトルにはシンプルに「Lunchtime(ランチタイム)」と添えられています。この微妙なミスマッチとシニカルな一言が、当時の大衆ユーモアとして人気を博した典型です。

イラストはリトグラフ調のカラー印刷で、動物たちはやや写実的なスタイルながら、どこか漫画的な味わいを持って描かれています。左端には小さく「MANUFACTURED BY CURT TEICH & CO., CHICAGO」の印刷が確認でき、Curt Teich社特有の滑らかな紙質と美しい発色が見られます。

裏面は「POST CARD」の見出しの下に「Nothing but address on this side」と印刷されており、これはまだメッセージと宛名を片面に分けて書くことが求められていた「Undivided Back(分割前カード)」時代、すなわち1907年以前の形式と一致します。また右上には「Place Stamp Here / Domestic One Cent / Foreign Two Cents」の表記があり、当時の郵便料金体系がそのまま残されています。

経年により紙の縁にごくわずかな黄ばみや角の擦れが見られるものの、発色と構図は良好。コレクターズアイテムとしても十分なコンディションを保っています。

アメリカの風刺ユーモア、ファームモチーフ、動物テーマ、初期ポストカードに興味のある方におすすめの一枚。ジャンクジャーナルやポストカードコラージュのアクセントにもユニークで楽しい存在感を添えてくれます。粋な笑いが時代を超えて届く、皮肉と温かさの混じった紙のユーモアです。

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