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こちらは、フランスのエイプリルフール文化「Poisson d’avril(四月の魚)」を祝うために制作された、非常にユニークなビジュアルを持つ1900年代初頭のアンティークポストカードです。表面には「1er Avril(4月1日)」の文字と共に、花かごに盛られた数匹の魚たちが描かれており、赤・白・青のリボンで飾られた様子が印象的です。構図には立体的な彩色と装飾が施され、当時の印刷技術の繊細さを感じさせる仕上がりとなっています。魚が主役であるにもかかわらず、華やかで祝祭感に満ちたデザインは、このユーモア溢れる風習を優しく、そして少し皮肉に表現しています。
上部に書かれた「Béni soit l’usage qui fait le poisson porteur de souhaits(願いを運ぶ魚の風習に祝福を)」という一文が、このカードが単なるジョークではなく、幸福や願いを届ける縁起物として用いられていたことを示唆しています。エイプリルフールの起源やフランスの習慣を知る上でも興味深い一枚です。
裏面には手書きのメッセージが残されており、「Un gros baiser de ton Luis(あなたのルイから大きなキスを)」という一文から、親しい間柄で交わされたことがうかがえます。また、印刷はフランス・ポントワーズの印刷所「TIPROT」によるもので、古典的な縦型の分割なし住所欄デザインが用いられています。
経年による多少の色褪せや角の丸まりが見られますが、全体として非常に良好な保存状態を保っています。特に色彩の鮮やかさと印刷の立体感が、今なお目を引く魅力となっています。アートカードとしての価値も高く、ポストカード・エフェメラ収集家のみならず、フランス文化やユーモアアートに興味のある方にもおすすめです。
インテリアとして飾っても映えるヴィジュアルで、春の訪れやちょっとしたウィットを感じるギフトとしてもお使いいただけます。一枚で季節の物語とフランスの遊び心を感じさせてくれる、稀少なアンティークカードです。
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