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エドワードチリアカ　アメリカ　ピンナップ　ポスター　広告　マタドール　E1294

¥1,000 税込

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こちらは、アメリカの男性誌『Esquire（エスクァイア）』1961年および1962年1月号に掲載された、ヴィンテージピンナップポスターの両面セットです。1950〜60年代のアメリカン・ピンナップアートの黄金期を象徴するスタイルで、イラストは有名なアーティスト、E. Chiriaka（エドワード・チリアカ）によるもの。彼はその洗練された筆致と遊び心のある構図で、数多くの雑誌イラストを手掛けたことで知られています。

表面の作品には、ブロンドのグラマラスな女性が、スペインの闘牛士（マタドール）風のスタイルで描かれています。黒のコルセット風トップに、金ボタンが装飾されたフィット感のあるパンツ、足元には白のタイツと黒のパンプス。鮮やかな赤い布の上で艶やかにポーズを取る姿は、見る者の視線を捉えて離しません。彼女の表情は挑発的でありながらどこか無垢な雰囲気もあり、背後の詩文では「Señor Bull（雄牛）」をも虜にするような女性の魅力がユーモラスに表現されています。

裏面には、対照的に赤毛の女性が描かれています。シーツを軽く体に巻いただけの裸婦像で、柔らかな肌のトーンとふわりとした布の質感が際立つ構成。モデルは後ろを振り返る仕草でこちらに視線を送っており、その表情には無垢と官能の間の揺らぎが漂っています。左側には詩が添えられており、「4月の精霊」は女性的であるからこそ美しい、といった含意が洒落た英語詩として表現されています。

ポスター右下にはそれぞれ「ESQUIRE : January 61」「ESQUIRE : January 62」の記載があり、当時の発行年が確認できます。経年によるわずかな黄ばみやピンホール跡も、ビンテージアイテムとしての風格とリアリティを引き立てており、額装してインテリアにしても映える一枚です。

アメリカン・カルチャー、レトロアート、ピンナップガール、ヴィンテージ雑誌などに興味のある方には特におすすめ。アートとしても、ユーモアと色気を併せ持つ独特の世界観が魅力の逸品です。

サイズ:
27.7×21.3cm